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鏡リュウジと須藤元気の対談記録その６

三菱電機Presents
占星術における太陽とは？
須藤元気との対談記録

今後の須藤元気さんが「太陽」の力を発揮するには？

鏡：須藤さんのチャート（ホロスコープ）を見ると、実は土のエレメント（要素）って１個もないんですよね。

須：え、そうなんですか？　地に足、着いてないんですかね（笑）

鏡：多いのは、水が圧倒的かな。やっぱり情緒というか愛情というか。ただ、ないというのは、決して悪い意味ではなくて、左利きみたいなものだと思うんです。右利き左利きで考えると、自分にとって扱いづらい存在なんですよ、本来。だから、土のエレメントで表わされる、身体も物質的なものも、どうお付き合いしていいかわからない。だから、逆にすごく求めたり、すごく反発したりする。若いうちには、そういったことがけっこうあるかな。実はね、僕も土が少ないんですよ。

須：そうなんですね。僕はこれから転換期が来ると思うので、そのために今、準備をしています。今、撮っている短編映画があって。監督と脚本をやっているんですね。カンヌにも出展したいなと思っています。これは、公開が夏の予定です。今度は長編の話もいただいているので、小説を書いて、それを原作に長編映画の脚本を書いているところなんです。

鏡：多才ですね。2年後の2010年には、木星が魚座に入ってくるので、魚座のみんなは12年に一度の幸運期ですよ。須藤さんは、、引退された2006～2007年の28～9歳のときに、占星術でいう、自分の本当の成人式を迎えているんですよ。

須：だから引退したんですね。なるほど、やっと大人になれました（笑）。

― 多くの経験をされ、今、心身が非常に落ち着いていらっしゃるという須藤さんですが、最後に、自分の中で迷いが芽生えたときの、気持ちの切り替え方を伺えますか？

須：切り替え…そうですね。いったん、その問題から離れることで、答えが見えてくると思います。僕は瞑想の習慣があるので、問題が起きたときは、脳みそを止めることができるようになってきたのがポイントかもしれませんね。

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